FX取引とコストの関係

FXは通貨の売買を行いながら、為替相場のレート変動を使って、その為替差益を求めていく投資取引になります。
FXを行うためには取引業者を選んで口座を開設する必要があるのですが、たくさんある業者から契約をする取引業者を選ばなくてはなりません。
取引業者にはそれぞれに料金や条件の設定が異なっており、時にそれが投資スタイルにまで影響を及ぼしたりする場合もあります。

例えば、少ない投資金を倍化させてより大きな取り引きを可能にするスプレッドというものにはその倍率に差がありますし、一回の投資で行える通貨量の単位の大きさや、実際に投資を行う際に使用する取引システムツールソフトの使い勝手や、自動トレードをするプログラムの性能、注文を確実に約定できるかどうかも判断基準になります。
また、これらの設定の違いに対して、コース口座を複数設けている業者もあり、そうした業者を利用する投資家には、リスクを分散させるために複数の口座を開設している人もいます。

このように、様々な条件によって様変わりする取引業者ですが、その中で共通してチェックしておくと有効的な設定があります。
それは、売買を行う際にかかる取引手数料と、取引業者の収益となる通貨の売値と買値の差であるスプレッド幅の大きさです。

この2つは、FXで1回の取引きを行うごとに取引業者に支払うコストと考えていいでしょう。言いかえれば、コストを抑えることができれば、それだけ利益の幅を上げることになりますので、この2点にチェックを入れることは大変に有効なのです。

例えば、取引手数料が1通貨量単位で1万通貨単位ごとに500円かかり、スプレッド幅は0.05円の取引業者があるとしましょう。
1ドル100円の為替相場があるとして、このドルを3単位、つまり3万ドル分買ったとします。
この時にかかる取引手数料は500円の3単位で1500円、スプレッドは3万ドルの0.05円で1500円かかることになりますので、1回の注文で3000円のコストがかかることになるのです。

FXの取引きでは、新規注文を立てて通貨を保持し、為替レートの変動で通貨の価格が変わるのを待ち、その通貨を今度は決済注文に掛けて利益や損失を確定させていくという一連の流れになっています。
つまり、1回の取引きを終了させるためには、2回の注文が必要になるために、コストは新規注文と決済注文で合計6000円になるのです。

FXでは、比較的に短期間に何回も投資を繰り返して行う投資スタイルが主流の一つになっており、1日の間に数回の投資をするデイトレードや、分単位や秒単位で極短期間の投資を繰り返して利益を積み上げていくスキャルピングトレードなどを行う場合には、この取引手数料とスプレッド幅の大きさは、軽視できない問題でしょう。

もちろん、こうしたコスト面の設定が顧客に優しいからと言って、それだけで業者を選んでしまっては失敗を招くおそれもあります。
、先に挙げたような部分のサービスを弱めることで、手数料とスプレッドを負裂いている可能性もありますので、取引業者を選定するときは、コスト面も抑えつつ自分の取引スタイルに合った業者を選ぶことをお勧めします。